ユーラクRecruit Site

一人で腹をくくったトラブル対応が、
本当のスタートだった

入社後に現場研修を経て保全業務を担当。その頃の記憶で最も強く印象に残っているのは、夜勤で一人対応を任された時のこと。
ある日、担当ラインが完全に停止する機械トラブルが発生した。現場の作業者からは「早く復旧してほしい」という声が飛び交う。しかし当時は経験も浅く、何を確認すべきか、どこから手を付けるべきかも分からない状態だった。機械が止まると生産も止まる。その責任の重さを初めて実感した瞬間でもあり、ドキドキやぞわぞわした感覚が大きかった。夜勤中は係長や課長へ連絡することもできたが、深夜帯はすぐにつながらないことも。最終的には自分で状況を整理し、一つひとつ原因を確認しながら対応を進めた。当時は解決まで時間がかかり、翌朝に先輩が短時間で復旧させる姿を見て、自分の知識や調査力の不足を痛感した。しかし、その経験が大きな転機になった。「次こそ」はという悔しさからトラブル対応の経験値を積極的に増やし、同じエラーに再び遭遇したときは冷静に原因を絞り込み、自分の力で復旧できるようになった。外部研修で機械の知識を学ぶ機会もあったが、食品工場特有のトラブルは現場でしか学べないことが多い。失敗や試行錯誤を積み重ねる中で、「自分でもできる」という自信が少しずつ育っていった。今振り返ると、あの緊張感こそが成長の原動力だったのだと思う。

何もないからっぽな空間から工場を動かす挑戦

その後、生産技術業務に携わるようになり、次の転機となったのが新工場建設プロジェクトだった。完成した工場を見ると整然とした設備が並んでいるが、最初は何もない空間からスタート。そこに機械を配置し、配管を通し、生産ラインとして成立させていくのが私たちの仕事だ。プロジェクトでは現場対応を主に担当し、業者との調整や設置判断を任される場面も多かった。図面上では問題なく見えても、実際に機械を据え付けるとスペースが足りない、配管ルートが通らないといった課題が次々と発生する。そのたびに現場で判断し、関係者と調整しながら解決策を探っていく。特に印象に残っているのは、自分の判断が追加費用や工期に影響する場面だ。責任の大きさにゾクゾクするような緊張感があった一方で、若手でも大きな裁量を任せてもらえる環境だからこそ得られる経験だった。
そして迎えた稼働の日。何もなかった空間で、初めてお菓子がラインを流れた瞬間の光景は今でも忘れられない。設備一つひとつの課題を乗り越え、多くの人と協力してつくり上げたラインが実際に動き出す。その瞬間は大きな達成感とともに、「ものづくりの面白さ」を心から実感した出来事だった。

機械に向き合うだけじゃない。
限界の枠を飛び越え、「プロジェクトオーナー」へ

生産技術の仕事というと、機械や設備と向き合うイメージを持つ人が多いかもしれない。しかし実際には、人とのコミュニケーションが欠かせない仕事だ。例えば現場の作業者との何気ない会話から、機械の異変やトラブルの兆候を早期に把握できることがある。日頃から信頼関係を築いていると情報共有もスムーズになり、結果として生産の安定につながる。また、設備メーカーや工事業者とのやり取りでは、問題の本質を正確に伝えなければ誤発注や施工ミスにつながる。専門知識だけでなく、相手と認識を合わせる力も求められる。
でもここには挑戦を後押しする風土がある。失敗を必要以上に責めるのではなく、次につなげるための支援をしてくれる上司や先輩がいる。そのため若手でも大きな仕事に挑戦する機会が多い。
現在は新工場の未使用エリアを活用した新規ライン構想にも関心を持っている。将来的にはプロジェクトオーナーとして、企画から立ち上げまでを主導したい。数年先を見据えながら構想を描き、多くの人を巻き込み、形にしていく。その過程には不安も責任も。しかし、それ以上に新しい価値を生み出せるワクワクがある。枠を超えて挑戦するたびに、自分の可能性も広がっていく。それが生産技術の仕事の魅力だと思う。

生産技術課|1日のスケジュール

【午前】トラブルを防ぐ!点検・改善

  1. 07:00

    出社
    早出出勤でメールチェックと稼働前の生産機械の異常点検
  2. 07:50

    朝礼
    工場内トラブルや各課員の業務内容の共有
  3. 08:00

    工場内巡回
    工場を巡回し、機械故障の予兆がないか確認
  4. 09:00

    社内ミーティング
    設備導入の予算、スケジュール、仕様の打ち合わせ
  5. 10:30

    設備治具作製
    新規設備の改善用治具を作製。
  6. 11:30

    ランチ
    会社食堂で昼食!

【午後】現場を守り抜く!迅速対応

  1. 12:30

    商談①
    既存設備の改修について打ち合わせ
  2. 14:00

    工場機器トラブル対応
    生産中の機械が停止した時の緊急修理
  3. 16:00

    商談②
    新規設備について情報収集の打ち合わせ
  4. 16:40

    退社
    日報作成、メールチェックして終了!

あなたのワクワクではみだせ!ENTRY