製造課

どれだけおもしろくておいしい商品も、
つくれなければ意味がない。

同じ品質のものを、同じ量で、年間で何億個もつくる。

お菓子は、とてもデリケートなものです。製造のほとんどがオートメーション化しているとはいえ、同じ手順でつくっているだけでは、気温・湿度等の環境によってまったく違うものができてしまいます。いつもの材料、いつもの配合、いつもの機械だからと油断することなく、「いつもと違う点はないか」を意識して現場に立つことが大切です。チョコの色が薄いことになかなか気づけず、数千個のロスを出してしまったことも過去にはあります。同じ機械を使って別の商品をつくることもあるため、匂いが残らないよう洗浄するなど、メンテナンスやその後のチェックも重要。トラブルがあった際の対応はエンジニアが行いますが、トラブルが起きないよう保全するのは私たちの役割。チョコの配管は水洗いができないため、チョコそのもので洗うなど、各工程でさまざまな工夫を凝らしています。また、製造は細かく複数の工程に分かれており、多くの人が関わっているため、関わる人たちのモチベーションを上げたり、ラインが正常に稼動するように指導したりと、人を管理することも欠かせません。商品によっては、複雑な工程や微妙な調整で製造に苦労するものもあります。しかし、「カンタンにつくれるもの」を基準にしてしまえば、それはもう有楽製菓のお菓子ではありません。エンジニアや品質保証と連携をしながら、マーケティングや商品開発が考えたおいしいお菓子をカタチにし、守っていきます。

え、そんな原料入れちゃう?課題だらけの新商品ライン構築。

製造が一番アタマを悩ませるのが、新商品のラインをどうつくるかということかもしれません。お菓子のなかに入れる原料や香料などによって、いつものラインがうまく稼動しない、成型がうまくいかない、なんてことがよくあるからです。たとえば、粘着性の高い原料を入れればうまくカットができない、大きな原料を入れれば表面がゴツゴツしてしまったり、という具合に。事前にどれだけシミュレーションしていても、実際に動かしてみると想定外の課題が発生するもの。だからといって「できない」とあきらめるなんてことはしません。発売日が決まっているため、そこまでに「絶対にカタチにしなければいけない」というプレッシャーのなか、商品開発やエンジニアと一丸となって協議を重ねながら、みんなで知恵を出し合って量産化を目指します。苦労の末に「できた!」となってもまだ、終わりではありません。同じラインで別の商品も製造するため、いかに時間のロスなく切り替えができるかまでも考えるのが有楽製菓のライン構築です。

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